おはようございます。
ご心配いただいているかもしれません。
緊急案件の猫ちゃんたち。
入院していた白猫ちゃんも、少し元気を取り戻したようで、昨日退院しました。生き残っている姉妹3匹が再会しました。この写真を見て「みんな立ってる~」って感激しました。ただ、白黒ちゃんは、まだ、食欲がなく、通院、補液をして命をつないでいる状況です。なんとか自分で食べれるように・・・お世話しているボラさんは、たぶんきっと一日に何10回も「…生きてる?」「息してる?」「ご飯は?おトイレは?」とのぞき込んでいると思います。
子猫たちの表情はまだ、まだ、厳しいですね・・・見ていてもつらいです。
この親子猫がどうしてこんな状態になってしまったのか。
ある会社の敷地内で、従業員から餌をもらって生きていた猫たち。
しかし、経営者が、突然餌やりを中止させたそうです。
食べるものも、水さえなく衰弱していく猫たちを見て、いたたまれなくなった出入りの業者の人が、餌やり中止から3日目に、水と食べ物を与えたところ、経営者に見つかり、「餌をやったら罰金10万円」と言われたそうです。
見捨てられなくなったその方があるところに相談し、アニサポにSOSが入りました。
メンバーが助けに行ったのは、餌やり中止から5日目。
すでに子猫3匹が亡くなっていました。
「罰金10万円」と脅された通報者さんは、必死に解決策を考え、ここまでたどりつき自分の財布から、猫たちのために治療費の一部を出されています。
何人ものボラが、自分の時間を削って猫たちのために動いています。
獣医さんや病院スタッフさんは、利益の為ではなく命のために、この子達を受け入れて治療をしてくださっています。
罰金10万円といった経営者、
弱っていく猫たちを毎日見ていた従業員、
あなたたちとは『違う世界』がここにあるんですよ。
ご存知でしたか?
なぜこの子達は、こんなつらい目に合わなければならなかったのか。
まずは、「かわいそうだから」と始める安易な餌やりは何の解決にもなりません。
そして何の策もない突然の餌やり中止は、虐待でしかありません。
弱っていく猫たちを見捨てるのも虐待と同罪です。
さらに、「罰金10万円」の要求は脅迫です。
皆さんだったら、どうされますか?
私だったら…って考えてみていただけませんか?
このようなことは、何処でも起こっていると思います。
子猫1匹保護するのと比べて、母猫と子猫6匹となると、相当荷が重いのは、理解できます。勇気のいることです。でも、私だったら、従業員に呼び掛けて、一人1000円でも500円でも募金してもらい資金を集めて、お世話できる人や手伝ってくれるボラを探したり…努力をしてみると思います。
飼ってくれる人を必死に探してみたと思います。
餌やりを中止する前にできることはたくさんあったはずです。
そんな時間はない?暇がない?
いや、出入りの業者さんや、アニサポボラだって、時間も暇もお金もありませんけど。
どんな規模の、どんな立派な経営者さんか知りませんが、罰金で脅して無理やり従業員を管理する経営方針の会社なんでしょうかね。
10万円徴収して、従業員と焼き肉でも食べに行くのでしょうかね。
従業員の皆様は、弱っていく子を毎日毎日見ながら何を思って業務に邁進されていたのでしょうかね。
皆様は、ご自宅に、猫一匹、犬一匹飼ってらっしゃらないのでしょうかね。
今後の貴社の益々のご発展をお祈り申し上げます。
この話が、
これ以上腹立たしい怨念のストーリーとならないように、
アニサポボラみんなで、この母猫と3姉妹を支えていこうと思っています。
この子達が健康を取り戻し、幸せになっていくことしか、もう考えたくはありません。
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リヴ (木曜日, 01 9月 2016 06:33)
初めてコメントさせて頂きます。
いつもblog見ています。
三重県在住です。
酷い話ですね。。(*`Д´)ノ!!!
罰金、って。。ケチケチした小さい人間ですね。呆れます。
そういう人ほど、愛犬家だったりするのでしょうね。。
うちのコは血統書つきで可愛くて~みたいな。
心意気のあるかたに、気付いて助けてもらえてよかったね、3にゃんず。
がんばれ。
アニサポ (木曜日, 01 9月 2016 15:00)
リヴさんへ
コメントありがとうございます。
「愛犬家」の「優しい人」だったりするのでしょうか・・・
気持ちがあればなんとかなる事って、沢山あると思うんですけど、その努力も気持ちもないのが残念です。
ちびっこ猫のうち、白黒ちゃんは再び昨日から入院しています。
この子だけ、顔つきがまだどんよりしていて…
何とかみんな頑張ってほしいです。
ヤマト (土曜日, 03 9月 2016 08:26)
ろくでもない人間が集まるクズな会社ですね。何かしてやらないと気が済まないので社名を教えて頂けると嬉しいです。
アニサポ (土曜日, 03 9月 2016 20:37)
ヤマトさんへ
コメントありがとうございます。
猫たちをご心配いただいてありがとうございます。
お陰様で、入退院を繰り返しつつ、少しずつ食欲も出てきた子猫たち。回復傾向になってきております。
ご質問の社名につきましては、通報者さんのお立場もあり、申し訳ございませんが公表は控えさせていただいております。
社会的な制裁・・・という以前に、この経営者は今後も、このような行動をおかしいとも思わず、おのずと、自分から不幸を重ねて生きていくことになると思います。
私たちが望むのは、母猫、子猫が、元気を回復し、優しいご家族と出会うことのみです。今後とも、見守っていただきますようお願いいたします。