ほぼ10年目の11月の初旬に思うこと。

いつもご支援ありがとうございます。

ぐっと寒くなった今こそ、皆さんの温かい応援が身に染みるアニサポ一同でございます。

 

季節の変わり目だからでしょうか、里親さんのお家で幸せに暮らしていた子の悲しいお別れの知らせがいくつか届いております。

里親さんから元気なかわいい写メをいただくと、アニサポ内で関わったボラさんたちみんなでそれを眺めて、かわいいね、かわいいねまえよりずっとかわいくなったねと言い合うことが、楽しみでやりがいなんですが、先日もかわいい写真を送っていただいたばかりの子が突然のお別れとなり、言葉を失いました。

 

アニサポも何となく10年ぐらい活動していますので、

10年前に譲渡した子たちは、何歳で引き取っていただいたかにもよりますが、既にずいぶんお年寄りワンコニャンコになっていますので・・・

 

 

 

保護犬の中には、過酷な過去の環境、信じられないようなひどい生活の影響で、保護してから手を尽くしても、万全とはいえない体調、ハンディを背負ったまま、それを十分ご理解いただいたうえで、譲渡される子もたくさんいます。

 

それぞれの子に残されている時間、寿命はわからないので、どれだけ大切にしていただいても、短い時間でのお別れとなってしまうこともあります。

 

正確な年齢さえわからないような子でも、この子と一緒に暮らしたいと覚悟を決めて、「ひょっとしたらとても長生きしてくれるんじゃないか?」と夢さえ持って里親になってくださったのだと思います。

 

 

不運ばかりが重なった子や、つらい環境に耐え続けた子たちにとって、希望や夢に満ちた笑顔で、迎えていただけることが、何よりの薬、何よりのリハビリになります。里親さんの気持ちにこたえようと頑張って元気を取り戻し、新しい生活を楽しんで、幸せな気持ちをたくさんたくさんもらって、安心して暮らしていたことと思います。

 

 

今年もあと2か月、譲渡会はあと2回。

 

募集中の子も、里親さんと楽しく暮らしている子も、

幸せな気持ちで、安心して年が越せるように。

しかも、来年は、新しい年号まで迎えちゃうはずなので、そんな頃までも・・・

みんな元気に過ごしましょうね。

 

幸せな時間はゆっくり。ゆっくり味わって、ね。