悩ましい。。。新型コロナのこと

皆様、こんな大変な時も、たくさんのご支援ありがとうございます。

3月の譲渡会を中止とさせていただいたためか、ご支援物資を直接送っていただく方が多く、ペット用品や、フリマ用にと手作り作品をたくさん送っていただいております。コロナウイルスの影響で、ちょっと出かけるのも神経を使うのに大きな段ボールを抱えて、郵便局やコンビニからアニサポへと送っていただいていると思うと、本当にありがたく思います。

 

世の中的には、新型コロナウイルスと、日常生活や、経済活動とのせめぎあい…といった感じで、世界の中の日本、日本の中でも地域によっての差、個人個人のとらえ方の違いなど・・・人々の価値観、判断基準、気持ちの持ち方など、これほど、自分の意思を試されることもあまりないなぁと思います。

 

 

 

犬猫ボランティア的には、この時期は、地味にとても大事な時で、特に猫さんチームの年間スケジュールとしては、暖かくなる春=子猫の出産の、一歩手前、子猫が生まれてくるちょっと前は、今までご縁が少なかった大きめネコちゃん達の一番のアピールチャンス!なんです。2月3月4月に良いご縁を見つけて、ボランティアの手が空いたところで、春生まれの子猫たちを受け入れる…というのが毎年のパターン。しかし、譲渡会がお休みとなり、このチャンスが減ってしまい、手いっぱいのまま、子猫たちの保護が始まるとなると・・・助けてあげたい子たちに手が出せないことも考えられます。そうしたら、子猫たちの行き先は…? 

 

私たちボラがすでに保護している犬猫ちゃんは、里親さんが決まらなくても、決まるまで保護しますので、今日も明日も、ぬくぬくのびのびと、今の生活を続けることができますが、手元があかないってことは、私たちの見えないところで、手が届かない子たちの命に危機がやってきますので…

ほんと悩ましいです。

3月末ごろから、譲渡会を再開している団体さんも増えてきていますしね…きっと皆さん同じ思いですよね。そんな事情で、毎日ニュース動向を見守っております。

 

人間の命の危機なんで、犬猫とか言ってる場合じゃないだろ!って世の中であったとしても、いちお私たち、ぼちぼちとマイペースながら、ボランティアをやってきてます。犬猫のためなら、ちょっと頑張る!のが信条です。海外などで、コロナウイルスに感染し、隔離処置になった飼い主に代わって、世話がされなくなった犬猫たちを助けに行く防護服を着たボランティアの様子をニュースなどで見ると、取り残されてお腹を空かせた子がいるとしたら…私も行く勇気があるのかな?とも思います。あんな大変なことまではできないかもしれないけど、何らかの、心の準備や、対策も必要かもしれない…って思います。

 

更に、この自粛続きで経済状況が悪化すると、飼育困難になり、放棄される犬猫は増えます。ちょっと先、これもかなり心配です。そのためにも、里親さんのところに行く準備はばっちり済んでる子たちには、早く新しいおうちを見つけてあげたいところです。

 

もし、そろそろ犬猫を迎えようかなぁ…と思ってみえた方がいらっしゃったら、なんだかこんな時期に新しいこと考えるもの…って気持ちが沈みがちですが、実は、今こそ、保護犬猫たちを迎える意味がいつも以上に増しているってことお知りおきください!