リラちゃん、さようなら。

猫ちゃんたちの募集コーナーで、トップを飾っていた黒猫のリラちゃんが、先日亡くなりました・・・

ずっとお世話してくれていたボラのKちゃんに、気持ちが落ち着いたら、リラちゃんのことを支援してくださった皆さんに報告するから、なにかまとめてくれる?ってお願いしてあったんですが・・・

 

「もうだめだ~、泣けちゃってまとまらないし、子猫たちのお世話も手が抜けないし・・・」とLINEが来ました。

そうだよね、いくら保護猫といっても長く一緒にいたら、数日で気持ちが落ち着くようなものではないよね。日夜、子猫のお世話も大変なのに、ゆっくり偲ぶ時間もないよね…

無理言ってごめんなさい。

 

私もお手伝いしながら、何とか皆さまにもリラちゃんが頑張って生きてきたことが少しでも伝わるように・・・まとめてみました。

 

アニサポ応援団の皆様、長きにわたってご支援いただきましてありがとうございました。

 

 

リラちゃんについて

 

リラちゃんはHPには写真があるのに、譲渡会には出ないし募集もクリックしてもかかっていない黒猫さんでした。

4年ほど前にTNR予定【避妊手術をしたらリリース(元居た場所に放す)予定・・・あまり人慣れしていない子はそのほうが幸せに今生を生きられるという考え方もあります】で保護されました。ただ子猫をすでに出産していたため、子猫達と一緒に我が家での生活が始まりました。

血液検査の結果エイズ(陽性)白血病(マイナス)幸い子猫はエイズ感染はなく今でも元気に里親さん宅で過ごしています。子育て後リラちゃんも里親さんを探そうと、譲渡会に1度だけ参加した時に膀胱炎になってしまいました。譲渡会がかなりのストレスになるタイプと思われ参加を見送って過ごしてきました。ストレスが、エイズ発症の要因となることもあるため、何より穏やかな生活が第一、という判断でした。

 

家にいる保護されエイズだった子達と奇跡的にとても仲良しで、いわゆる潤滑油のような役割をしてくれている子でもありました。

ナデナデすればすり寄るくせにガブッと噛んでみたり

ゴロゴロ言ってほふく前進で歩いてみたり

とても愛らしい可愛い子でした。

 

ご縁を探してニコニコで過ごしてもらおうという気持ちと、エイズキャリアでもあるし、無理させないでこのまま家でゆっくり過ごしてもいいんじゃないかな・・・という気持ちが混在し、滞在期間が長くなればなるほど、揺れ動いていました。

 

そんな中、先日ふらつきの為近くの病院にかかり様子を見ていましたが、夜に急変し、夜間救急に駆け込みました。原因は不明。翌日かかりつけの病院へと思っていましたが、明け方にお空に登って行ってしまいました。

 

こんなに急なお別れが来るとは思っていませんでした。

 

今でもお部屋を開けると

 

ご飯~っとケージにひょいっと入って待つ姿がよみがえってきます。

 

 

・・・・・・・・・・・・・

リラちゃん、さようなら。

アニサポのお空チームのみんなと仲良く待っててね。