今年も多くの方からご支援応援いただきましたありがとうございました。
里親さんが決まって、楽しい年末年始をあたらしいお家で迎える子たち❤残念ながら年越しを預かりボラさんちで迎える子たち❤、どの子もよく頑張ったね!幸せな2024年にしようね!
●2023年のアニサポさん
犬さんチームは、飼育困難からの保護が多かった印象です。今まで至上最高に困難を抱えている子が次々やってきて、何件もの病院を訪ね、多くの先生方と頭を悩ませながら「気分のいい一日」を過ごせるように尽くしてきた感じです。
そこで思い至るのは、
野犬の保護譲渡も大変、
劣悪繁殖所の保護も大変、でも、個人の飼育困難からの保護も大変、ということです。「大事に大事にしてきたけどもう飼えなくなった」という元飼い主さんばかりですが、「大事に大事に」の意味が私たちとは大きく違うのだという・・・体調管理、犬の扱い方・・・「良く今まで生きてきたよね。。。」と絶句したり、「もっと早く飼育放棄されていたら、こんなことにはなっていなかったのに」という絶望感…
「飼い始めたら最後まで責任をもって飼う」ことはもちろん、当然のことですが、それだけを唱えていてもすべての犬猫が幸せなわけではありません。誰にでも明らかな虐待飼育の問題以外にも、処分数が減っていく中で、このあたりの問題は、今後さらに顕在化する気がします…
大きなハンディがある子の譲渡は簡単ではありませんが
いつかきっとその子のかわいさステキさが伝わって
良いご縁が来ると信じています。
それまで、皆様の応援ご支援で毎日安心して過ごしてほしいと思っています。
そして2023年の猫さんチームは、
預かりボラさん数は変わっていないのですが、譲渡数が減っています。
決まったら空いたところに次の子を入れる、方式のアニサポ(限界超えてギューギュー詰めにしない)なので、それだけ、申込数が増えなかったということです。なので、猫チームのボラさんたちは、譲渡回数を増やし、出会いのチャンスを増やしてコツコツ努力をしてきました。今週末も、来週末も譲渡会… それでもなかなかご縁が見つからないことが続きました。こんなにいい子ちゃん、こんなに甘えん坊のかわいこちゃんなのになぁ~
ミルク猫、生まれたての子猫を飼育するスキルは自信があるアニサポですが、育った子猫たちが譲渡されなければ、赤ちゃん猫を入れてあげる場所がありません。現在歯がゆい状況です。
想像するに、ボランティア団体が増え、譲渡会の機会も多いので、里親希望さんの選択肢が増えているということでしょうか。日本全体の猫たちの幸せ度がアップしているのならいい傾向ですね・・・そう信じて目の前の子をまず幸せに知ることをがんばってきました。
もう少しアニサポ育ちの猫達の素敵さを、上手にアピールできたらなぁと思っています。
さて、2024年ですが、私たちに、大志はございません。
でも、ちょっとした希望、想いや願いはあります!
日々、コツコツ続けることを、また続ける、です。
丁寧なお世話、丁寧な譲渡を続けること、です。
もう10年以上も続いている長楽寺さんでの譲渡会をベースにして
ここが皆さんの拠り所となるように。
皆様、穏やかな年末を。
希望に満ちた新年を。
心よりお祈り申し上げます。